法人ってなに?

今日は会社についてのやさしい基礎知識をお話ししていきたいと思います。

法律の事を難しく説明するのは簡単だけど、誰にでもわかるように説明するのって、とても大変ですよね。

ですから、私も池上彰さんを見習って、わかりやすい説明をお勉強していこうと思います。

まずは今日は法人についてです。

 

今私達が生活している社会では取引行為は欠かせないものです。

コンビニでアイスを買うのも取引行為になります。

 

これは売買契約という取引行為の一種を行うことで、

人はアイスの所有権という権利を自分のものにして、

代金支払い義務という義務を負うことになるのです。

 

このように権利や義務の主体になれる資格の事を法律上で人格といいます。

私達「人」には人格があり、権利義務の主体となることができるのですが、今の社会で自然人しか権利義務の主体となる事ができないとすると、それには色んな不都合がでてくるのです。

 

そこで、一定の要件を満たした場合には、自然人でなくても法律の規定により、人格を与える事になっているのです。

このように法律によって人格を与えられているものが法人です。そして会社は法人の1つなのです。

 

会社を作るのはなぜ?

じゃあ、なぜ会社をつくるのか?

 

1人で事業をする場合には個人で取引すればいいわけで、

問題はないのですが、

もし、何人かの人が共同で事業をしようとする場合、

ちょっとばかし、めんどくさい事になるのです。

 

例えば、必要な土地を購入した時。

法人にしていなければ、その土地は共同で事業を行う人全員で、

みんなの共有財産として登記する事になります。

 

という事は買主として契約をむすぶにも、

共同で事業を行う者全員が買主になって取引行為をしなければ

ならないという事です。

 

1人、2人ならいいかもしれませんが人数が多くなればなるほど、

手間もかかり、やっかいな事になります。

 

人の集団が同じ目的を持って継続的に事業を行おうとする

のであれば、1人ひとりの構成員から独立してその集団自身が

取引の当事者となって活動すれば、

色んな面で効率的な活動ができるというわけです。

 

そしてお金と責任についても会社を作るメリットがあります。

 

個人で事業を行う場合には、その個人の資金力や信用力により

事業資金を集めることになります。ですから共同で事業を行えば

より多くの資金は集める事ができます。

そのかわり責任もすべて共同事業者が共同で負担する事になるのです。
でもこれが株式会社になると、個人の財産と会社の財産は

完全に別物になります。

ですから会社として借金して倒産した場合には、

その会社の財産だけが債権者へわたるわけです。

構成員には出資額を超えて責任をとる必要はないのです。

 

と言っても、これも小さい会社の場合には、会社の借金の保証人に

代表者がなる事が多いので、結果的には

責任をとらなければなくなるのですが…