会社を設立する時には、本店所在地を登記しなければなりません。
これについては基本的にどこにしなければならないという定めはないので、自由に決められます。
小さな会社を設立する時など、自宅はずっと変わらないという理由から本店所在地にするケースも多々あります。

以前そのような理由から、幣所で会社設立されたお客様が、
役所などからの郵便物が自宅に届くのが面倒なので、
やっぱり本店を自宅から実際の事務所に移したいので、その手続きをして下さいというご依頼がありましたので
本当に自宅でいいのか?と、考慮する余地はあると思います。

そこで今日は、賃貸事務所を本店所在地にして会社設立する場合のお話です。

先日会社設立でご相談いただいた方も、ご自宅はアパートの為、いつ転居するかわからないので
事務所を借りてから会社設立しようと思っているというお話でした。
その場合、本店所在地が決まらないと会社設立する事はできないので、まずは事務所を決めて下さいというお話をしたのですが。

オフィスビルなどを会社設立する前に会社名で契約しようと思っても、肝心の会社はまだ存在しませんから
会社名では借りられません。

その場合の方法として、以下の2つがあります。
1つ目は、最初に個人名義で契約をしてから、会社設立をして、その後名義変更するという方法です。
この方法で賃貸契約を結ぶ場合、会社設立の本店所在地として使用することを不動産屋に伝えておけば他に特に問題はないのですが
名義変更料が必要になり、余計な手間と出費が増えるというデメリットがあります。

もう1つの方法は、会社名義で仮契約をしておき、会社設立後に本契約を結ぶ方法です。
これなら、余計な手間やお金はかかりません。
この場合不動産屋に、それでもいいよと納得してもらう必要はありますので、不動産屋よっては対応が違うかもしれませんが…

事務所を借りて本店所在地にする場合は、この方法を使うのが良いと思われます。
また仮契約の際には、他に制約がないかなどを確認する事を忘れないようにして下さいね。