今日は先週書いた伝え方について
考えるきっかけになった本をご紹介します。
「伝え方が9割」 佐々木圭一著
今すごく売れている本ですから
もう読んだ方も多いかもしれませんが
とっても参考になりました。
すごく読みやすく、あっという間に読破。
さすがコトバの専門家の本。
相手にメッセージを届ける時も
思った事をそのままストレートに言ったり、書いても
中々思うような結果が得られない事って多いですよね?
そんな時にも、次にあげる3つのステップを
踏んで、コトバを作っていくと
相手に響くコトバが作れるとか・・・
それは
1.自分の頭の中をそのままコトバにしない
2.相手の頭の中を想像する
3.相手のメリットと一致するお願いをする
この3つ。
著書にあった例を参考までに。
チカンが頻発する地域があったそうです。
住民はよくある
「チカンに注意」
というポスターを貼っていたのですが、
あまり効果はなかったようです。
でも、そのポスターのコトバを変えたら、
ぴたりとチカンが止まったとか。
それは・・・
「住民のみなさまのご協力で、チカンを逮捕できました。ありが
という張り紙。
なぜ、それがそんなに効果的だったのでしょうか?
実はそれは、チカンの「嫌いなこと回避」からコトバをつくったか
最初の 「チカンに注意」は、自分の頭の中をそのまま
コトバにしてしまった為、思うような効果が得られなかったんです
ストレートに書けば、チカンの方が警戒してなくなるのではないか
でもこれは失敗だったのです。
それは、チカンの頭の中を想像していなかったから。
チカンにとってみれば、「そう、注意してるのね」とだけ伝わった
逆に後者の改善版は、チカンの頭の中を想像してつくられたコトバ
チカンにとってみれば、
「逮捕はイヤだ」
「ここは住民が協力体制しているんだ」
だったら、ここではチカンするのはやめよう!と
住人のチカンを止めたいという願いと、
チカンの逮捕されたくないという双方にとっての
メリットをコトバにした訳です。
最終的な願いはまったく同じでも、
コトバを変えるだけで効果が変わってしまうという例でした。
本当はここで、私も何か上手い事例をあげられるといいのですが
それにはまだまだ修行が足りないという事で・・・(-_-;)
でも私もホームページをよく作りますし
セミナーのランディングページ制作に頭を悩ます事も多いので
コトバにはすごく興味があります。
なんとか上手く応用したいなあと頭をひねっています。
あなたのご参考にもなるかもしれません。