一般的に何か工事をしたら、それは建設工事だといいますし
それらに携わっている方も自分達がやっている仕事は
建設業だと、もちろん思っています。

建設業許可における建設業という定義と一般的な認識とに
大きな隔たりがあるように思えてなりません。

どういう事かというと、例えば
建物の維持管理にあたるような調査工事などは、建設業にはあたりませんし、人工出しなどももちろん該当しません。

建設業法上の建設業(第2条第2項)
この法律において『建設業』とは、元請、下請その他いかなる名義をもってするかを問わず、建設工事の完成を請け負う営業をいう。

ですから、業者さんは建設工事をしていると日々思って仕事をしていても、それが書面にて建設工事にあたると読みとれないかぎり、その書類上は建設工事をしているとは認められないのです。

許可を取る時には、経営管理責任者と専門技術者の経験年数を工事の注文書や契約書、請求書などで、証明していくのですが、その書類の書き方1つで、これは建設工事にはあたらないと判断されてしまう事があります。

例え、実際は本当に工事していても、書類上でそう読みとれないとダメなのです。もしこの事を経営者の方が最初から知っていたら許可に通る書類をきちんと作成したでしょうに、本当に歯がゆい思いがいたします。

なんとか取らしてあげたいという思いとの板挟みで悩みますが
書面でダメなものは、ダメと判断しなくてはならないのです。